靴にもいろんな種類がありますが、TPOに合わせて靴を選ぶべきだと思っています。
しかし、なんでこの靴なんだろうと思うことが時々あります。
その一つが高校の指定靴となっていることがあるローファータイプの靴です。
ローファーはもともとアメリカインディアンが履いていたモカシンという靴を基に作られたと言われていますが、このモカシンは、アメリカインディアンが馬に乗るときに履く靴として使われていたそうです。
そのため、このローファーは長い距離を歩く靴としては適していません。
ローファーが歩行に適していない訳
ローファーが歩行に適していない大きな理由は、甲の部分で靴をしっかりと固定することができないからです。
甲の部分をしっかりと固定できないため、歩くと靴の中で足が前後にずれやすく、タコや魚の目、足指の変形につながることもあります。
その点、歩行に適したスニーカーは、紐などで縛ることで甲の部分をしっかりと固定できるため、歩行時の足の前後へのずれを押さえることができます。
さらにシャンクなどの効果もしっかりと得られるため、長い距離を歩いても疲れにくいという特徴があります。
時々、ローファーの踵を踏みつぶして履いている人を見かけることがありますが、こんな履き方をしていたら、靴の効果は全くなく、スリッパを履いて外を歩いているのと一緒です。
なぜ高校の指定靴としてローファータイプの靴が選択されているのか甚だ疑問です。
もっと靴や足の健康に関して理解した上で、靴の選択をしてもらいたいものです。
用途に合った靴を選ぶようにしましょう!
靴にはそれぞれに合った使用場面があります。
用途に適していない靴を履き続けていると、いろんな足のトラブルに見舞われることもあります。
靴はTPOに合わせて履き替えるようにし、靴の機能を最大限活用するようにしましょう。
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