高級レストランやパーティーなどで、よくドレスコードが指定されることがあります。
ドレスコードで指定される靴は、やはりハイヒールの様な足に負担がかかりやすい靴が多いみたいです。
ドレスコードがカジュアルな場合でも、スニーカーは基本不可だそうです。
もちろん、ハイヒールを履くことが好きな人にとってはあまり関係ないかもしれませんが、足に負担がかかるためヒールの高い靴は履きたくないという方も多いと思います。
世界で初めてハイヒールを履いたのは女性ではなく、ルイ14世です。
その頃から、ハイヒールを履くようになった貴族たちの間では、足のトラブルが非常に多かったそうです。
そういったこともあり、欧米では足を専門に診る「足病医」といった分野が発展してきたという経緯もあります。
この図を見ただけでも、ハイヒールが足にどれだけ異常なほどの負担をかけているかがわかりますよね。
(石塚忠雄:靴の科学.講談社,1991より)
長い間、女性のドレスコードというと、ハイヒールなど、足に負担のかかりやすい靴が多かったのですが、最近では、そういったドレスコードに異を唱える有名人の方も出てきているようです。
女子テニスの元世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズさんも、ヘンリー王子夫妻の結婚式の二次会にスニーカーを履いて出席したことを堂々と認めている。 ウィリアムズさんは自身のインスタグラムにバレンチノのスニーカーを履いている写真をアップし、「ほとんど知られていない真実:わたしはイブニング・ガウンの下によくスニーカーを履いているの」と書いた。
女性たちはまた、抗議の1つの形としてハイヒールを脱ぎ捨てている。5月には女優のクリステン・スチュワートさんが、カンヌ国際映画祭のレッドカーペットでは女性がハイヒールを履くよう定められていることに反発、ハイヒールを脱いだ。
(BUSINESS INSIDER JAPANより)
もちろん、ハイヒールを履いてはいけないという訳ではないのですが、靴の選択肢があってもいいのではないかなと思います。
ビジネスでも使えそうなパンプスはこちらの記事でも紹介してます。
ドレスコードでハイヒールを履く場合でも、ハイヒールを履くのは会場の中だけにして、移動の時は歩きやすい靴を履くようにしましょうね。
ドレスコードが指定されてるようなレストランやパーティーに行くようなセレブな方達は、基本運転手付きの車で会場まで移動するため、ハイヒールのままで外を歩いて移動したりすることはないみたいですよ。
TPOに合わせて靴は履き替えるようにしましょう。