お子さんの睡眠時間は足りていますか?〜子どもの睡眠と発達について〜

成長段階における睡眠のリズム

子どもは成長段階に合わせて、睡眠のリズムが大きく異なってきます。

新生児期は夜間も頻回の授乳が必要になることからもわかるように、睡眠と覚醒のサイクルが確立されていませんので、昼夜の区別なく、寝たり起きたりを繰り返しています。

その後、徐々に1回の睡眠時間が長くなっていき、生後約6ヶ月を過ぎる頃に、睡眠リズムが確立していき、夜にまとまって眠るようになってくると言われています。

睡眠時間についても月齢が進むに連れて変化していきます。

新生児期は睡眠時間が16時間くらいと言われていますが、それが徐々に短くなっていき、1歳位になると13時間前後になり、4〜5歳になると、11.5時間程度になると言われています。

しかし、ある研究では、日本の3歳児の平均睡眠時間は9.7時間であった、との報告もあります。

3歳児であれば、少なくとも11時間以上は睡眠時間を確保してあげる必要がありそうですが、9.7時間は3歳児にとっては、あまりに短いように思います。

子どもの睡眠時間の正常値は決まっていないそうですが、一つの指標として、このような資料もあります。

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睡眠不足が子どもの発達に及ぼす影響

睡眠時間が足りていなかった場合、子どもの身体にはどのような影響があるのでしょうか?

海外の研究ですが、2歳代に睡眠時間が10時間未満だった子どもたちは、6歳の時点で言葉の遅れや、認知機能の発達が悪く、多動の子どもが多いという研究結果が報告されているようです。

この研究結果を考えると、日本の3歳児の平均睡眠時間が9.7時間というのは、発達に何らかの影響が出ることも十分考えられます。

子どもの睡眠時間が足りているかどうかを判断するには

睡眠が足りている場合は、起こさなくても自分から起きて来ます。

朝、なかなか起きてこないようだったら、睡眠時間が足りていない可能性があります。

また、朝起こした時に機嫌良く起きられれば、睡眠時間は足りているのかもしれませんが、起こした時に不機嫌であれば、睡眠時間が足りていないことも考えられます。

睡眠時間が足りていないと、朝の食欲が落ちてしまいやすいため、朝食をしっかり食べられるかどうかも、睡眠時間が足りているかどうかの判断になるそうです。

朝は保育園や幼稚園の時間などもあり、決まった時間には起きてもらわないといけないため、寝る時間を早くして、十分な睡眠時間を確保してあげる必要がありそうです。

親のライフスタイルも子どもの睡眠時間に関係することがわかっているそうなので、子どもだけでなく、親も早寝早起きの健康的なライフスタイルをおくることが子どもの睡眠にも重要なようです。

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